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小学校受験の進め方

悩める塾選び!そもそも塾は絶対必要?

最近の傾向として、お受験をするご家庭が増え続けています。

高齢出産の増加に伴い1人っ子家庭が多くなった事も要因の1つではないでしょうか。

1人であれば親も手をかけやすく、また金銭的にも可能となるご家庭が増えるでしょう。


すると、今までは難関校の併願校(つまり滑り止めのような位置づけでしょうか…)であった学校も、今やそうも言っていられません。倍率はどんどん上がり、個別の対策が必須となってまいりました。


さて、前置きが長くなりましたが、そう言った背景のせいか、塾に通い始める年齢がどんどん下がってきています。


人気のある塾はなんと、キンダー(2、3歳児)から入れないと年長時に希望のクラスに入れない事態となっています。


①メジャーな大手塾のメリット、デメリット


メリットはなんと言っても情報量に違いがあります。お受験は情報戦の側面もありますので、初めてのお受験に挑戦する方などは大手が安心という方も多いかもしれません。

小学校の入試問題は各学校が開示しているものではありません。

各機関が実際に試験を受けた沢山の子供達からヒアリングして作られています。


受験生を多く抱えた大手塾は問題の傾向などの分析力が高く、授業に生かし、予想問題なども豊富といえるでしょう。


デメリットは、生徒数が多いため手厚く個々のお子さんに寄り添う事は難しいかもしれません。もちろん、お母様の相談には快く応じて下さいますが、お子様1人1人の習熟度に応じた対応は望めないと思った方が良いかもしれません。


授業を参観したお母様は教え方を学び、家でしっかり復習し、身につけていく事が大事です。


②個人塾のメリット、デメリット


メリットは大手の逆となり、少人数制で手厚い対応と言えます。1人1人の個性を重んじて志望校なども親身に考えて下さるでしょう。大人数の中では萎縮してしまうなどの場合は、個人の先生に見て頂いた方が伸びるお子さんもいるでしょう。また、費用が比較的抑えられている点もメリットと言えます。


デメリットとしては、個人塾の先生とは相性がありますので、体験レッスンなどを受けてよく見極める必要があります。

また、大手と比較して情報量が少ない点もデメリットと言えるでしょう。


③塾は必要ない?


難易度の高い学校を第1志望とするならば、個人的に塾は必須だと思います。


国立では記念受験のお子さんも多く、また受験者数自体も大変多いので、そんなにわからないかもしれませんが、難関校の試験では、訓練されているお子さんとそうでないお子さんは、立ち姿を見るだけで、すぐにわかってしまいます。


試験内容はペーパーの出来不出来だけでなく、お友達に対する振る舞いや言動も見られています。

家だけではお友達と関わる課題についての訓練ができない、という事です。


余談ですが、驚く事に合格を多く頂くお子さんは、11月の試験日が近づくとキラキラと輝きだし、人を惹きつけるオーラを身にまとう場合があるのです。

お母様と2人だけでのお勉強では、こうなる事は望めないと思います。

大勢のお友達、お母様方、先生方の見守る中で認められ、自信がついた結果なのではないでしょうか。


④まとめ


塾はお子さんの性格を見極めて選びましょう。また、一度入塾しても、合わないようなら思い切って変える事も選択肢に入れて良いと思います。ただ、定着せずにあちこちの塾を彷徨うのはお勧めできませんが…。


そして、難関校を目指すのであればお友達と切磋琢磨できる塾という環境は必要だと言えると思います。




# by carcal | 2018-09-08 10:15 | 小学校受験